ターゲットを決めたら、次は「そのターゲットが好んで見てくれそうなコンテンツは何か」を考えましょう。
もちろん、好まれるものなら何でもありというわけにはいきません。ビジネス系チャンネルの目的は、再生回数を稼いで広告収入を得ることではなく、視聴者の信頼や親近感を培って集客につなげることですから、その目的を達成しうるコンテンツを発信する必要があります。
本記事では、視聴者の信頼や親近感で集客につなげる極意について解説していきます。
ハウツー系のYouTubeを目指す
視聴者の信頼や親近感を得るためのコンテンツとしてもっとも適しているのは「ハウツー系/ノウハウ系」です。 近年のYouTubeは単なるエンタメ媒体ではなく、生活に必要なハウツー情報を調べる検索エンジンとしても使われるようになってきました。
「ネクタイの結び方」や「花の育て方」などのハウツーは、文字で読むよりも動画で見た方が圧倒的にわかりやすいため、最初からGoogleではなくYouTubeで検索する人が増えているのです。
そうした検索ニーズに対応するハウツー動画/ノウハウ動画こそ、企業がYouTubeで発信すべきコンテンツといえます。
ハウツーは上級者向けにしてはいけない
ただしハウツーはハウツーでも、上級者向けのハウツーをメインにしてはいけません。投稿する動画の9割は、初心者向けのハウツー情報になるよう意識してください。
たとえば「ネクタイの結び方」なら、普段からスーツを着慣れている人向けにちょっと変わった結び方を紹介する動画よりも、はじめてスーツを着ることになって「ネクタイってどう結べばいいんだっけ!?」と慌てている大学生や新社会人向けに、ゼロから丁寧にネクタイの結び方を教えてあげる動画の方が、圧倒的にニーズがあります。
珍しいネクタイの結び方を知りたい人はかぎられていますが、「はじめてネクタイを結ぶ」というのはほぼすべての男性が通る道ですし、「いまさら聞くのは恥ずかしい」と思うようなことこそ、ネットで調べて解決しようとするからです。
人生に苦労している層をターゲットにする
さらにいえば、いい会社に入って好きな仕事をして周囲から評価されて昇進して……と順風満帆な人生を送っている人よりも、毎日のように上司から怒られ、給料も上がらず、憂鬱な気持ちで満員電車に揺られているような、人生に不安を抱えている層をターゲットにした方が、YouTubeでは確実に伸びます。
それは必ずしも、YouTube視聴者のレベルが低いからではありません。 優秀な「出木杉君」ではなく、何をやってもダメな「のび太君」に教えることを念頭に、のび太君でも理解できるようなコンテンツを作っていると、 結果として万人にとってわかりやすい良質な動画になるというわけです。
まとめ
このようにYouTubeは出木杉君のように物知りで順風満帆にいっているような人よりも、のび太君のように頑張っても上手くできない不器用な人をターゲットにした方が伸びる媒体なのです。
初心者にわかりやすく伝える動画を心がけてみてください。
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