動画コンテンツは「ストック型」と「フロー型」に大別できます。ビジネスとしてYouTubeチャンネルを立ち上げる場合は、この二つのバランスも意識してほしいと思います。
本記事では、2つの型の意味と違いを解説していきます。
ストック型コンテンツはコツコツ伸びる
ストック型コンテンツとは、一過性ではなく数か月~数年にわたって継続的に視聴されるコンテンツをいいます。
たとえばクリスマスやバレンタインデーなどの季節イベントは、例年だいたい同じような趣向になるため 「子どもが喜ぶクリスマスディナー」「バレンタインデーにおすすめのプレゼント」といったノウハウ動画をアップしておけば、毎年それなりのアクセスが期待できます。
同じように「新社会人の心得」「新大学生スタートガイド」のような企画も、毎年春になればそこそこの需要が発生するので、古い動画でもじわじわと再生回数が伸びていきます。日本人の多くが参加する季節イベントや、誰もが通る人生の通過点をテーマにした動画は、ストック型になりやすいコンテンツといえます。
フロー型コンテンツは一瞬のバズり
一方のフロー型コンテンツは、継続性ではなく最大瞬間風速で勝負するタイプの動画です。たとえば新型iPhoneの開封動画などは、発売直後は多くのアクセスがあるでしょうが、目新しさが薄れたら見向きもされなくなります。
このようにフロー型はそのときの流行や時事ネタを扱うため、コンテンツとしての寿命は短いものの「おすすめ動画」や「関連動画」に載りやすく、バズりやすいという特長があります。
私のチャンネルでいえば、ネットショップ開設アプリ「BASE」について解説した動画はストック型で、公開直後の反響はそれほど大きくなかったものの、公開から2年近くたった今でも月2,000回ほど視聴され、じわじわと伸び続けています。
一方、同じころに投稿したコロナ給付金の解説動画は典型的なフロー型で、公開直後は「おすすめ」「関連」に載りまくって再生回数35万回超えのヒットとなりましたが、今ではまったく視聴されなくなっています。
このように、ストック型は爆発的にヒットする可能性は低いけれど、長きにわたって視聴回数を稼いでくれるという強みがあります。対するフロー型は、旬が過ぎれば無価値になってしまうけれど、あたれば一気に拡散し、 新規登録者をドバっと獲得できるという利点があります。
まとめ
ストック型とフロー型はそれぞれ一長一短あるため、両方のコンテンツをバランスよくアップしていくことで、チャンネルを安定的に運営できるようになります。
具体的には、ストック7割、フロー3割くらいのバランスを意識するといいでしょう。
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