あなたはYouTubeについて、どれだけのことをご存じでしょうか?
プライベートではあまり見ないけれど、仕事に役立つと思って勉強を始めたという方もいれば、一視聴者として毎日のようにYouTubeを見ている方、趣味で配信したことがある方など、YouTubeとの距離感はさまざまだと思います。
ただし日常的にYouTubeを使っている方でも、YouTubeのことを正しく理解しているとは限りません。私の所見では、初心者からヘビーユーザーまで、日本人のほとんどはYouTubeに対して誤ったイメージを持っています。
本記事では、3つの質問を通して、YouTubeの基礎的知識やユーチュバーの収入源について解説していきます。
日本で一番登録者数が多いチャンネルとは
そのことを確認するために、3つの質問をさせてください。 まずお聞きしたいのは「日本で一番登録者数が多いのは誰のチャンネルか?」ということです。
ユーチューバーの草分けであるHIKAKINやはじめしゃちょー、シンガー ソングライターの米津玄師、オリエンタルラジオの中田敦彦など、誰もが知る著名人を連想した方が多いのではないでしょうか。
でも実は、ほんの少し前まで日本最多の登録者数を誇っていたのは「キッズライン」という子ども向けチャンネルでした。
現在は登録者数を非公開 にしているものの、非公開化直前の登録者数は1,230万人にのぼっており、 登録者1,000万人以上のユーチューバーに贈られる「ダイヤモンドの盾」 を日本ではじめて獲得したのも、このキッズラインです。
そして2022年現在、登録者数ナンバーワンに君臨しているのはTikTokerとしても人気のじゅんやで、登録者数は1,730万人と群を抜いています。YouTubeやTikTokの世界では超有名人ですが、SNSをあまり見ない方にはなじみの薄い名前かもしれません。
YouTubeを日常的に見る層とは
ではYouTubeを日常的に見るのは、どんな層でしょうか? 10~20代の若者を思い浮かべた方が多いと思いますが、それも正確なイメージとはいえません。
もちろん10~20代の利用率は90%以上と非常に高いのですが、利用者数でいえば実は40代が最多です。さらに最近では中高年にも認知が広がって、60代でも半数近くがYouTubeを利用しています。
つまりYouTubeはもはや若者向けではなく、かつてのテレビのような全年代向けのメディアに進化しているのです。
出典:「【2022年最新】SNSの年代別、利用数・利用率や目的を徹底比較!| GROVE|SNSマーケティング・インフルエンサーマーケティングで売り上げるための情報メディア」をもとに著者作成
これまで高齢者がスマホやパソコンを敬遠していたのは、文字が細かく て読みにくいというのが大きな要因でした。
けれどもYouTubeなら字を読む必要はほとんどないし、最近では大画面にも耐えられるほど画質がよく なってきたので、テレビ感覚で見る高齢者が急増しているのです。
私が運営するチャンネル『ダニエル社長の週刊ニュース』でも、50~70 代が視聴の半分以上を占めています。50~70代に視聴されるということは、 企業で決裁権を持つ方々に見てもらえるということですから、BtoBビジネスを展開する企業にとっても、YouTubeは有望なビジネスツールになってきたといえます。
50~70代に視聴されるということは、 企業で決裁権を持つ方々に見てもらえるということですから、BtoBビジネ スを展開する企業にとっても、YouTubeは有望なビジネスツールになってきたといえます。
有名ユーチューバーの収入源
次が最後の質問です。お騒がせユーチューバーとして知られるヒカルの “最大の収入源”は何だと思いますか? 先に断っておくと、広告ではありません。 再生回数に応じてYouTubeから支払われる広告料は、確かに大きな収益の柱ではあるしょう。
ヒカルほどのユーチューバーなら、広告収入だけで 年間5000万円~1億円は固いはずです。 でも実は、広告以上に大きな収入源があるのです。それは自身が手掛けるアパレルブランドの売上で、ご本人の弁によると、ブランドの立ち上げから1年で25億円も売り上げたといいます。
これはヒカルの知名度の賜物にほかなりません。YouTubeで名前と顔を売り、ファンをつくり、彼らに自社商品を買ってもらう――。ヒカルはYouTubeを集客装置としても活用しているのです。
まとめ
このようにYouTubeという媒体は世間一般のイメージとはかなり異なる原理で動いています。ビジネス目的でYouTubeを始めようという方は、まずはこのことを頭に入れておいてください。
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当サイトの管理人プロフィール
・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)