YouTube集客の教科書

スケジュールの立て方が超重要|YouTube集客と収益化

スケジュールの立て方が超重要|YouTube集客と収益化

演者を決めたら、次のステップはスケジューリングです。 どれくらいの頻度で更新すればいいのか、撮影・編集にはどれほどの時間を要するかなど、本記事ではYouTubeを運営するための基本的なスケジュールの考え方を押さえておきましょう。

YouTube理想の更新頻度

更新頻度については、理想をいえば毎日、少なくとも1週間で4~5本はマストだと思ってください。 「そんなに!」と驚かれた方、「ムリムリ!」と尻込みしてしまった方もいるでしょうが、ご安心ください。

案ずるより産むがやすしとはまさにこのことで、実際にやってみると、1週間で4~5本というのはそこまで高いハードルではありません。 最初の半月~1か月こそ負担感があるでしょうが、慣れてしまえば時間も頭もそれほど使うことなく、ルーティーンとしてまわしていけるようになります。

というのも、大事なのは更新の頻度であって、クオリティは二の次、三の次でいいからです。ネタ探しのコツや動画を量産する方法さえ知っていれば、ネタ切れの心配もありません。

質より量を重視すべき理由や、ネタの探し方といった具体的なテクニックはまた次の記事で詳しく述べるとして、まずは「1週間で4~5本の更新が必要な理由」を解説しておきましょう。

何度か言及してきたように、YouTubeの最大の魅力は「おすすめ動画」に選ばれることで一気にブーストできる点にあるわけですが、そうした場所に載せてもらうためには、YouTubeから「このチャンネルは信用できる」と評価してもらう必要があります。

では、YouTubeはどんなチャンネルを評価するかといえば、まさに「更新頻度が高いチャンネル」なのです。 YouTubeには、定期的に発信して視聴者を楽しませているチャンネルを 高く評価し、おすすめするアルゴリズムがあるのです。

その証拠に、今まで定期更新して人気が出ていたチャンネルでも、更新が1か月おきくらいに落ちると途端にYouTubeからおすすめされなくなって、再生回数もみるみる落ちていきます。

定期更新していたときは平均1万回再生されていたチャンネルでも、月1更新になると再生回数は平均1,000回程度に激減してしまいます。

ですからYouTubeでは定期更新を途絶えさせないことが、非常に重要になるのです。

どのようなスケジュールで回していけば良いのか

では、定期更新の目安である「週4~5本」はどのようなスケジュールでまわしていけばいいのでしょうか。

まず撮影については、大きく下記の3パターンに分けられます。カッコ内は動画1本の尺が10分とした場合の所要時間になります。

  •  月1回、15~20本分を撮りだめする(所要時間7~10時間)
  •  週1回、4~5本分を撮りだめする(所要時間2~3時間)
  •  平日は毎日撮影する(所要時間20分)

私のクライアントでは、撮りだめ派と毎日派が半々くらいです。どちらのやり方でもかまいませんが、個人的には毎日撮影した方がいいと思っています。毎日の習慣にしてしまえば、動画を撮ることをおっくうに感じな くなるからです。私自身も撮影は毎日派で、出社したら必ず「ダニエル社長シリーズ」用の動画を撮るのがルーティーンになっているので、まったく苦になりません。

撮影のあとは、外注もしくは自前で画像を編集し、完成品をYouTubeにアップする流れになります。とはいえ最初の半年間は「質より量」ですから、凝った編集は必要ありません。撮ったものをそのままアップする「撮って出し」でも大丈夫です。

私自身は、尺が長い動画や、対談のようにテロップが必須の動画については編集を外注に出し(編集者によって違いますが、1本8,000円〜1万円が相場)、一人で10分間トークするくらいの動画なら、社内でチャチャッと編集してそのままアップします。

後者の場合は、撮影前の資料の準備に 30分、撮影20分、編集20分、トータル1時間強くらいで1本できあがります。

対談動画 自分で撮影した動画

更新のタイミングは固定しよう

更新のタイミングは「何曜日の何時」というように、できるだけ固定しましょう。すると視聴者も「このチャンネルが次に更新するのは水曜日の18時だろうから、また見にこよう」というように、更新を楽しみに待ってくれるようになります。

定期更新は、YouTubeからの評価につながるだけではなく、リピーターの獲得にも効果絶大なのです。 なお、予約投稿機能を使えば、休日や勤務時間外に投稿することも可能です。

更新する時間帯は、夕食後から就寝前にかけてのゴールデンタイムに見てもらうことを想定して、多くのチャンネルが20~23時に更新しています。

ただし私のおすすめは、それよりも2時間早い18時です。 20時以降はあらゆるジャンルの人気チャンネルがこぞって更新するので、 エンタメ系にくらべると訴求力が弱いビジネス系は、どうしても後回しにされがちです。

その点、18時更新ならまだ競合が少ない上、みんながYouTubeを見始めて、新しい動画が「おすすめ動画」に上がり始めるホットなタイミングにあてることができます。

ビジネス系チャンネルの場合は、あえてゴールデンタイムを外すのもいいでしょう。朝7~8時にアップすれば通勤の電車内で、11時くらいに投稿すればランチタイムに見てもらえるからです。

公園で一人ランチを食べな がら、10分ほどのビジネス動画で勉強したいというような人は一定数いるので、昼更新は意外に狙い目といえます。 曜日別では、平日よりも土・日の方が視聴率が高いので、週4~5本のうち1~2本は週末にあてるのがいいでしょう。

特に長尺(20〜30分以上の動 画)の動画は、平日の隙間時間ではなく土日にじっくり見たいというニー ズが高いので、必ず週末に公開するようにしてください。

平日の視聴動向としては、月曜日から金曜日にかけて徐々に視聴が減っていく傾向が見られます。これはリアル世界の盛り上がりとは対照的で、飲食店などは週末が近付くほどにぎわいますが、YouTubeは在宅率が高い週初めほど多く視聴されるのです。

ネタ出しや企画をいつ、どのタイミングで行うかは、社内の体制によって大きく変わってくるため、ここでは言及しないものとします。ただ、ネタははあまり先の分まで決めてしまうと公開時には古くなってしまうので、長くても1か月先までにとどめておきましょう。

特にビジネス系は、時事ネタやトレンドにからめたコンテンツを提供することが多いジャンルです。YouTubeやTikTokのように鮮度が命のメディアで勝負する以上は、ネタは1か月以上寝かさないで、なるべく頻繁にネタ出しをするスケジュールを立てた方が、臨機応変な運営が可能になります。

まとめ

YouTubeはできるだけ頻繁に更新していくことが大切であることがお分かりいただけましたでしょうか。

更新日やタイミングなども意識しながらなるべくホットな情報を定期的に更新していきましょう。

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 ・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)