身近な衣食住ネタでビジネス集客に成功している事例をご存知ですか?
本記事ではその成功事例を紹介し、ビジネスチャンネルを運営する上で参考になる点を解説していきます。
ビジネス集客に成功している事例とは
チャンネル登録者数8万人以上を誇る、岩崎泰三氏のチャンネルです。 岩崎氏は、ネットショップでコーヒー豆を販売したり、コーヒーに関するセミナーを開いたりしている、いわばコーヒーのプロフェッショナルです。
顧客層も、基本的にはコーヒーに詳しい「ツウな人」が中心だと思われます。 けれども岩崎氏は、YouTubeでは小難しい話をすることはありません。
「コンビニコーヒーのおいしさランキング」「コーヒーをまずくするNG行動」「ドリップバックコーヒーのおいしい飲み方」など、多少でもコーヒーを飲む人なら「どれどれ」と見てみたくなるような、とっつきやすいテーマの動画を発信しています。
そして10~20本に1本くらいの割合で、セミナー案内や定期購入の動画を織り交ぜて、見事本業への誘致に成功しているのです。
これがもし、同じコーヒーの話題でも「〇〇産コーヒーと▲▲産コーヒーの違い」「当店のこだわり」などであったら、どうだったでしょうか。一部のコーヒーマニアは見てくれるかもしれませんが、チャンネル登録者数はせいぜい1,000~2,000人止まりで、本業へのインパクトもあまり見込めなかっただろうと思います。
誰をターゲットにするか
岩崎氏のYouTube戦略は、ビジネス系チャンネルを設計する上で非常に参考になるものですが、もっとも注目すべきは、少数のコーヒー通ではなく大衆をターゲットにしてファン層を拡大している点です。
これも企業が間違えやすいポイントで、YouTubeをよくわかっていない人――特に役職が上の人ほど「うちは高級コーヒー専門店だから、コーヒー通の人に向けたコンテンツを提供しよう」と考えがちです。
でも、そうし たニッチ路線で成功するのは至難の技です。 確かにコーヒー通の人は、一般大衆よりも高級コーヒーを買ってくれる可能性は高いでしょうが、そもそも母数が少ないので、そういう人だけを相手にしていてもビジネスは大きくなりません。
反対に、一般大衆に向けて広く浅くアプローチしていけば、中には「普段はインスタントしか飲まないけど、たまには本格的なコーヒーを買ってみようかな」と考える人が必ず出てきます。
計算してみてください。2000人のうち3%が買ってくれるのと、30万人の0.3%が買ってくれるのとでは、どちらが多く売れるでしょうか? 60人対900人で、圧倒的に「広く浅く」の方が多く売れるのです。
だから企業がYouTubeで成功したいなら「うちは高級志向だから」といったプライドは捨てて、大衆に受け入れられるレベル感のコンテンツを提供するよう心掛けてください。
まとめ
事例を通して、ビジネスチャンネルを運営する際のポイントはお分かりいただけたでしょうか。
大事なのは、ターゲット層は広く考え、あまり知識のない人も興味を持てるようなコンテンツを提供することです。
チャンネルを運営する際はそのポイントに気をつけて実践してみてください。
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・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)