YouTubeを始めようと考えている企業の中でそこまで集客の必要を感じていないところもあるかもしれません。
本記事では、企業がYouTubeをやる上で集客以外のメリットを解説いたします。
YouTubeは採用にもメリットがある
企業がYouTubeチャンネルを立ち上げるメリットは、集客だけではありません。動画を通じて企業の認知度やイメージを高めることで、採用コンバージョンの向上も期待できます。 それで大成功をおさめたのが、ソフトウェア開発などを手掛けるIT企業、 スカイ株式会社です。
一般的にBtoBの会社は、超大手でもないかぎり学生への認知が弱く、新卒採用では不利になるといわれていますが、同社はここ数年、各種の「新卒就職⼈気企業ランキング」で常に上位にランクインし続けています。
最新版をご紹介すると、
マイナビ・日経の調査では、三菱重工やキヤノンを抑えての理系7位であり、大手メーカーや金融系と肩を並べての文系16位となっています。
さらに「楽天みん就」でもアクセンチュアやGoogleより上の6位に食い込むなど、就活生から非常に高く評価されていることがわかります。
なぜ、学生にはなじみが薄いBtoB企業がこれほど支持されているかといえば、スカイ株式会社はとにかくYouTubeの使い方がうまいのです。 同社のチャンネルでは、自社の製品やサービスを紹介する動画だけではなく、就活生向けの会社案内や社員インタビュー動画も多数公開しています。
説明会以外でもアピールできる
社内のリアルな雰囲気や先輩社員が働く姿は、これまではOB訪問や説明会でしか伝えることができませんでしたが、YouTube動画として公開することで、より多くの学生にアピールできるようになったのです。
さらに同社は、これらの動画をYouTubeに置いておくだけではなく、説明会の会場で流したり、学生へのメールに埋め込んだりとフルに活用しました。
動画の訴求力はテキストの数十倍もあるため、その効果は絶大で、採用コンバージョンにも大きく貢献したと考えられます。
なお、同社のYouTubeチャンネルの登録者数は3,000人あまりと、決して多くはありません。 個々の動画でもバズったものはなく、再生回数は多くても数千回程度です。
それでも同社のYouTubeチャンネルは採用コンバージョンを高めるという意味で大きな役割を果たしており、「楽天みん就」の口コミ欄にも 「YouTube動画の印象がよかった」という就活生の声が掲載されています。
このように、バズらせて集客するだけがYouTubeではありません。誰にも見てもらえないチャンネルは論外ですが、登録者数が1,000人もいれば、 工夫しだいでいろいろな使い方ができるのです。
まとめ
このようにYouTubeを企業で始める際に集客だけではなく、採用のメリットもあることがお分かり頂けたでしょうか。
会社説明会など決まった場所だけではなく、YouTubeで効果的に就活をしている学生にアピールをすることができるのです。
集客にはあまり困っていないけど採用に力を入れたいと考えている企業の方はぜひ検討してみてください。
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自由国民社 (2022/11/9)
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当サイトの管理人プロフィール
・ダニエル（YouTubeプロデューサー） 慶應SFC卒、元楽天MVP、（株）ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ＆プロデュース実績（40以上） ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上（プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月）
