YouTubeを運営する上でマーケティングの視点はとても重要です。
本記事では、「マーケティングファネル」を通して YouTubeので意識すべき大切なことを解説します。
マーケティングファネル
マコなり社長がプログラミングではなく自己啓発のチャンネルを立ち上げたのは「マーケティングファネル」の観点からも非常に合理的な選択といえます。
マーケティングファネルとは、見込み顧客が商品・サービスを認知してから購入に至るまでの道筋を図にしたものです。
ファネルは日本語で「漏斗」という意味で、逆三角形の形をしています。
普段のビジネスではマーケティングファネルを意識して行動している企業でも、YouTubeという未知の世界に踏み込むと浮足立ってしまうのか、 ファネルにそぐわないコンテンツを発信してしまうケースが多く見受けられます。
購入・申込に至るには多くの段階がある
YouTub内部を通じて自社の商品やサービスをより多くの人に届けるためにも、ここであらためてマーケティングファネルの概念をおさらいしておきましょう。
消費者は、認知→興味・関心→比較・検討という段階を経て、ようやく購入・申込にいたります。認知していない商品に興味・関心を持つことはないし、興味・関心がない商品について調べることもありません。
消費者は、商品を認知し、興味・関心を持った段階ではじめて能動的に動き始めます。すなわち企業のホームページを見にいったり、SNSで誰か感想を発信していないか調べたり、価格コムで価格を比較したりといったアクションを起こし、納得できたら購入するというのが最近のものの売れ方です。
YouTubeが狙うべき段階
では、YouTubeが担うべきは、マーケティングファネルの4段階のうち、どの部分でしょうか? 答えは「認知」と「興味・関心」です。マコなり社長があえて本業とは異なる切り口で発信しているのも、より広い層に「認知」され「興味・関心」を持ってもらうことをめざしているからです。
それに対し、YouTubeをよくわかっていない会社は、いきなり「比較・ 検討」や「購入・申込」のための宣伝動画を投下してしまいます。
YouTubeで初手から商品やお店の宣伝を始める会社は、おそらく自社の商品に自信があり、「いいものだから見てもらえるはず」と考えるのでしょう。けれども、それは甘すぎる考えです。
たとえば電車内には中吊り広告やドア横ポスターなど多くの広告が貼ら れていますが、9割以上は完全にスルーされます。どんなに画期的な商品を宣伝していたとしても、パッと見で興味を持てなければ、文字など1文字も読んでもらえません。
YouTubeもまったく同じで、よく知らない、興味がない商品の宣伝動画など1秒たりとも見てもらえないのです。
ただし、電車の中吊り広告とYouTubeには決定的な違いがあります。 それはYouTubeが動画媒体であり、マーケティングファネルの4段階のうち「認知」と「興味・関心」を獲りにいく力がものすごく強いということです。
同じ内容でも、動画は静止画にくらべて訴求力がケタ違いに高いので、ターゲットとテーマさえ適切に設定していれば、多くの人に「認知」され「興味・関心」を持ってもらえる可能性が高いのです。
だからビジネスYouTubeでは視聴者の「認知」と「興味・関心」に重点を置いたチャンネル運営を心掛け、その先の「比較・検討」や「購入・申込」については、10~20本に1本の割合で宣伝動画を配信するか、ファン向けのオンラインサロンや公式LINEなどで展開するようにしてください。
まとめ
YouTubeで大事なことは、すぐに申し込みに繋がることではなく、まず多くの人に認知されファンを獲得することです。
それができれば自然と購入・申し込みへと繋がっていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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