チャンネル開設直後は“質より量”を重視すべきですが、いつまでもクオリティを度外視し続けるわけにはいきません。 撮影→編集→更新という基本的な作業に慣れてきたら、徐々にコンテンツの品質にも目を向けて、リピーターを楽しませることができるものへと整えていきましょう。
本記事では、動画の品質向上に大きく関わる「PDCAサイクル」の具体的な方法について解説いたします。
YouTubeの分析と改善方法
幸いにもYouTubeはユーザーの反応がダイレクトにわかるメディアです。サムネイルがどれくらいクリックされたのか、視聴者はどこで離脱してしまったのかなど、すべてのデータが公開されているので、何をどうすればいいかが見えやすい。
たとえば似たようなテーマの動画でも、サムネのクリック率が高いものと低いものがあったとしたら、サムネの画像やテキスト、フォント、色使いなどを、クリック率が高い方へ寄せていくことで、改善が見込めるというわけです。
最初のうちは改善すべき点が山ほどあって気が遠くなるかもしれませんが、すべてを一度につぶす必要はありません。最初は0点でも毎日1点ずつ良くなるように工夫していけば、100点満点の動画が作れるようになります。
私のチャンネルもそのように少しずつブラッシュアップを図ってきたし、今ではトップユーチューバーといわれる人たちだって、おそらくは日々コツコツとPDCAをまわして少しずつクオリティやパフォーマンスを高めてきたはずです。
PDCAは少しでもいいから毎日行う
投稿後のPDCAは、モチベーションを維持する上でも重要な意味をもちます。振り返ることをせずに、ひたすら大量更新だけ続けていると、すぐに息切れしてバーンアウトしてしまうからです。
私が立ち上げをプロデュースしたヨガ系のチャンネルもそのパターンでした。運営者は人一倍やる気のある方で、1回の撮影で数十本分を撮りだめし、1日3本のハイペースで更新していたのですが、2か月ほどで燃え尽きたのか、パタッと更新が途絶えてしまいました。
人は少しずつでも日々前進しているという実感がないと、やがて心が虚無になってしまいます。反対に、ほんのわずかでも手ごたえを感じることができたら、それを頼りにコツコツ頑張れるものです。
動画を1本投稿すれば、必ず何かしらの発見や収穫があるはずです。それを実感するためにも、PDCAは動画がある程度たまった段階でまとめて行うのではなく、なるべくこまめに、できれば毎日行うようにしてください。
まとめ
より動画のクオリティを上げる為には、毎日のPDCAサイクルが大切です。
その動画で何を伝えたかったのか、どうしてサムネにその画像を選び、なぜそのタイトルにしたのか、その結果ユーザーはどのような反応を示したかなどを総合的に振り返り、次回作につなげていきましょう。
日々の前進を感じつつ、無理せず続けていきましょう。
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