伸びる動画のテーマや切り口とは
チャンネルの動画のテーマや切り口をどうしたら良いのか分からない。統一性を持たせた方が良いのか、それとも伸びる動画は何でもやったらいいのか分からない。という相談を多くのYouTubeチャンネルの運営者からいただきます。
結論から言うと「切り口は最初に専門的に統一した方が良い。」というのが見解です。いろいろな動画をアップするのではなく、まずは1つの切り口でそこにあった動画をアップしていきましょう。
例えば税理士であれば、個人事業主や中小企業の社長向けの「節税術」などのテーマや切り口にして各動画もそのテーマに即した動画で「経費申請の賢い方法5つ」などの動画をアップしていくのが良いでしょう。悪い例で言うと、税理士としてやっていきたいのにエンタメの「メントスコーラやってみた」や「料理動画」自分語りの「起業話」など、いろいろな動画をアップしてしまう点です。
YouTubeチャンネルで発信しようという意識の高い層の人たちなので様々な動画の引き出しやネタがあるのは分かりますし、どんどんアップしてみたくなる気持ちは分かりますが、そこはグッと堪えましょう。視聴者がビジネス系のチャンネルに臨んでいるのは、「具体的なノウハウや情報」だという事を常に意識してみましょう。
ラーメン専門店とフードコート
分かりやすい例を持ってくると、ラーメン専門店とフードコートに例えられます。あなたがラーメンを食べたいと思った時にどんなお店がまず頭に浮かぶでしょうか?「とんこつ専門店の駅前のあの店だな」とか「ちょっと郊外にあるけど味噌が美味しいあの店だな」と、ラーメン1本でやっている専門店を思い浮かぶ方が多いと思います。
ここで料理屋が色々詰まっている「フードコート」が思い浮かぶ方はまずいないはずです。もちろん、フードコートのラーメンもかなり美味しいのですが、やっぱり人は「これを食べたい!」と思った時には分かりやすく専門的に1つのものをやっている専門店に足を運びたくなるのです。
これと同じことがYouTubeでも言えます。「税金と言えばこの人」「起業と言えばこの人」「投資術と言えばこの人」「犬の飼育のノウハウならこの店」という風な一言で思い浮かぶ専門的なテーマ切りと動画の統一感のチャンネルが思い浮かびます。すなわち「●●と言えばこのチャンネル」という認識は、必然的に視聴者のチャンネル登録にも繋がっていく訳です。
以上からみると、やはりYouTubeをスタートしたてのチャンネルは「専門的な1つの切り口」から始め、あれこれ手を出さずに「ラーメン専門店」を目指すという方法が一番近道なのです。
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・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計102万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(30以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2021年3月) ・自チャンネル月間200万円のビジネス売上