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モノが溢れる時代に大切な事は「指名買い」や「コト消費」

消費者の購買心理の変化

  今、消費者の行動心理に大きな変化が起こっています。具体的には「モノの消費」から「指名買い」や「コト消費」といった購買心理の変化です。 例えば、モノがあまりなかった時代には、商品という「モノ」自体に価値がありました。 1950年代後半においては、日本経済の急成長がと共に豊かさや憧れの象徴として、「白黒テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」が“三種の神器”と呼ばれていました。

 そして、1960年代半ばには、「カラーテレビ(Color television)」、「クーラー(Cooler)」、「自動車(Car)」が新たな“三種の神器”として売り出されるようになり、頭文字をとって「3C」と呼ばれるようになりました。 これらの商品は、当時の人たちにとって高価ではありましたが、所有すること自体に価値のある商品だったのです。そう、モノを購入して所有すること自体に価値がある時代でした。

 しかし、現代はどうでしょうか。「モノが満ち足りている」とは言い過ぎかもしれませんが、冷蔵庫やテレビ、洗濯機、自動車は、持っていて当たり前の時代です。ほとんどの人が「どうしても手に入れたい」と切望しているものは、あまりありません。つまり、モノ自体の価値が下がっているという事です。

参考・引用 イヌイスがイノベーションを考える。そのビジネスが提供する価値は、モノ?コト?

現代の購買心理とは

 では、今は何を求められているか。それは、モノではなく「コト」「指名買い」と呼ばれるもので、「あのお店から購入したい」「商品の裏側にあるストーリーが欲しい」といった心の充実です。   例えば、私がコンサルティングをしている国内のとある爬虫類専門店があります。そこのお店は、twitterやYouTubeでの発信を通して多くのファンを獲得しています。爬虫類ショップは無数にありますが、お客さんはこぞって「いつも情報を発信してくれているこのお店から買いたい」となり、一見さんで購入していくお客さんはほぼいません。これは、現代ならではの現象です。

 また、近年ではこんまりこと近藤麻理恵さんの書籍「人生がときめく片づけの魔法」が世界40ヶ国で累計1000万部超えと、記録的な大ヒットを果たしました。これは「モノを所有するのではなく、整理したり、断捨離することにより人生が好転する」という思想に基づいています。 まさにこれはモノの価値から心の価値への変化を表しており、現代の消費者マインドを捉えていく大きなヒントになります。

 これらの流れは言い換えると、ただ単に商品が良いだけでは売れない時代に突入しているということです。単体の商品を手に入れるだけではなく、それを手に入れる事で「どんな体験を得られるか」「どんな繋がりが生まれているか」を知ってもらい、初めて売れる時代なのです。

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当サイトの管理人プロフィール

・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計102万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(30以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2021年3月) ・自チャンネル月間200万円のビジネス売上