動画の情報量
動画は情報を相手に伝えるという意味で、すさまじい情報量を持ちます。例えば、1分の動画内で伝えられる情報は、LP（ランディングページ）100ページ分に相当するとも言われています。
つまり、インターネットのハードルが下がった現代において、動画を活用するということはホームページやブログなどで情報を発信していくよりもはるかに情報が伝わりやすいと言う事です。
例えば、テレビ通販を想像してみてください。有名なところで言うとジャパネット高田などがあります。すごく落ちる家庭用食器洗剤や、ジェットホース、枝切りバサミなど、ついつい番組を観ていて商品を買ってしまいたくなるのではないでしょうか。これは、やはり動画の力なのです。
また、とある化粧品のクリームが販売されていたとして、ホームページで綺麗な写真が1つ掲載されているのと、実際に動画でそのクリームの蓋を開けてみて香りの感想を言ってくれたり、塗り心地や使用後のビフォアーアフターが映像で見せられたとしたらどうでしょうか。ぐっと使用のイメージや効果が連想されて、ただテキストや写真で掲載されたホームページよりも何倍もその商品を買ってみたくなってしまうのではないでしょうか。
YouTubeとビジネス
同じような事が動画でも言えるのです。特に誰でも発信できるYouTubeでは、尚更広く多くの人に情報が頒布されていきます。
もちろん、YouTube上での動画活用によって、自社で売っている商品やサービスが動画でより深く素早く伝わるという側面もありますし、何より「人間が伝わってくる」と言う効果もあります。
例えば、ホームページの会社案内のページで、社長が長々と「近年の経済状況はコロナの影響があり〜」と文章で書くよりも、社長が3分程度のYouTube動画を撮り、その動画をホームページに埋めた方が、ユーザー側としては何倍も親近感や高感度が増すのではないでしょうか。
私のクライアントの個人で動いている税理士の方は、分かりやすい節税対策や、確定申告の方法、ビジネスと税金周りの情報を2年前からYouTubeで発信し始めました。最初は色々と動画の撮影や編集などに悪戦苦闘していた様子でしたが、2、3ヶ月もするとスムーズに動画をアップするようになっていきました。
今では、チャンネル登録者数が2万人を超え、1ヶ月で「私の会社を見てほしい」というコンサルティングの依頼が月に10件以上もコンスタントに入ってくるようになりました。理由を聞いてみると、やはりYouTubeで毎日それらの税金周りのテクニックなどを聞いているうちに、親近感が湧いて「この人のお願いしたい」という効果が働いたそうです。
この顧客心理は、マーケティングの世界では「ザイオンス効果」という名前がついており、人は接触頻度が多くなればなるほど、その対象に対して親近感を持つという効果です。毎日動画でその人を観るうちに、まるで昔から知っているかのような効果が得られた訳です。こんなおいしい話はありません。
このように見てくると、もはや動画は全ての情報を端的に簡潔に分かりやすく、しかも親しみを持って伝えられるというメリットだらけなのです。YouTubeをビジネスで活用しない手がないという理由がお分かりいただけたでしょうか。
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当サイトの管理人プロフィール
・ダニエル（YouTubeプロデューサー） 慶應SFC卒、元楽天MVP、（株）ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計102万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ＆プロデュース実績（30以上） ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上（プロデュース系 SEO1位獲得 2021年3月） ・自チャンネル月間200万円のビジネス売上
