有名ユーチューバーの多くが「サブチャンネル」を持っています。彼らがなぜチャンネルを分けているのか、ご存じでしょうか。
本記事では、サブチャンネルを作るメリットをHIKAKINさんや著者自身の体験を踏まえて解説していきます。
サブチャンネルは保険
YouTubeでは独自のコミュニティーガイドラインを設定し、「性的なコンテンツ」「暴力的で生々しいコンテンツ」「不快なコンテンツ」「スパム」などを禁止しています。
ただ、どこまでが許容範囲で、どこからアウトになってしまうかは明確でないため、週刊誌的なきわどい路線を攻めていくと、ガイドラインにかすってしまう可能性があります。
あるいは、規約をしっかり守っていても、解釈の違いにより不適切とみなされる可能性もあ ります。 ガイドラインに違反すると、チャンネルは違反警告を受けます。最初は警告で済みますが、2回目以降はコンテンツを一定期間投稿できなくなり、 4回目にはチャンネル自体が永久に削除――いわゆる「垢BAN」されてしまいます。
そうなれば、今までコツコツと積み上げてきたものが水泡に帰してしまいます。 そんな最悪の事態を回避するために、ちょっときわどい路線の動画はサブチャンネルに隔離しておくというわけです。
ジャンルごとに分ける為に使う
HIKAKIN さんは、ゲーム配信は「HikakinGames」、それ以外は「HikakinTV」というように、コンテンツごとに明確に区別して運営しています。これは非常に賢明な戦略といえます。
なぜならYouTubeで求められるのはフードコートではなく専門店だからです。焼肉もラーメンもサンドイッチも売っているような、何でもありのチャンネルがYouTubeでは一番伸びません。
そういうチャンネルは視聴者の性別や年齢がバラバラなので、広告を出しても効果が出にくいとみなされ、YouTube側に推してもらえないからです。 だから50代男性向けのコンテンツを出していた企業が、新しく20代女性向けのサービスを始めるときは、絶対に別チャンネルを立ち上げた方が伸びる可能性が高くなります。
かくいう私自身も、次のような基準で3つのチャンネルを使い分けてい ます。
● ダニエル社長の週刊ニュース:メインチャンネル。ターゲットは40〜50代男性。『週刊SPA!』的なネタでファンを獲得して本業の認知を高めつつ、企業とのタイアップ案件でも収益を得ています。
● ダニエル社長の経済ニュース:個人事業主や中小企業経営者向けに、給付金や補助金の申請方法などを解説するチャンネルです。
● ダニエル社長のブラック経済学:削除されそうになったヤバめの動画を置いておく用の回避チャンネルです。
まとめ
サブチャンネルをうまく活用することで、メインチャンネルの安定性・収益性が高まる上、サブチャンネルからの流入も見込めるようになります。
あなたのチャンネルでも動画の数がある程度たまってきたら、きわどい動画はないか、フードコートのような状態になっていないか確認してみて下さい。
必要に応じてサブチャンネル開設も検討することをオススメします。
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当サイトの管理人プロフィール
・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)