YouTube集客の教科書

動画の冒頭5秒に「自前のCM」を入れるわけ|YouTube集客と収益化

動画の冒頭5秒に「自前のCM」を入れるわけ|YouTube集客と収益化

皆さんは「自前CM」をご存知でしょうか。自分で広告を作って自分で広告を入れる新しいビジネススタイルです。

本記事では、従来のYouTube広告と今後さらに伸びるであろう「自前CM」の違いを解説いたします。

YouTube広告のデメリット

YouTubeに自動的に挿入されるCMは、YouTubeの再生履歴や視聴者の年齢・性別などをもとに表示されるため、一般的なネット広告にくらべると、的確なターゲティングができるといわれています。

しかし実際には、自己啓発系の動画を見ている途中で料理や家具のCMが流れるなど、動画の内容とかけ離れた広告が挿入され、雰囲気が台無しになってしまうことがよくあります。

これは視聴者にとっては不快なことだし、広告主にとっても好ましいことではありません。 雰囲気が合わないだけならまだしも、下手をすると競合他社のチャンネルや、炎上系の好ましくないチャンネルに自社の広告が表示されてしまう可能性もあるのです。

広告主にとってもっとも望ましいのは、特定のチャンネルの特定の動画にピンポイントで広告を出すことでしょう。しかし、現在そうしたサービスは実装されていません。

自分の動画に自分で広告を入れる

では、どうすればいいか?そう、あなたの会社がそれをやればいいのです。 自社チャンネルに広告を出してくれる企業を探し、自分で広告を作って自分で広告を入れるのです。どういうことか、具体例で説明します。

仕事と収入をテーマとした「年収チャンネル」の動画には、冒頭10秒に若者向けの就職エージェント「DYM転職」のCMが入ります。同チャンネルの視聴者は、まさに転職や副業で年収を上げたいと考えている人が多いので、転職支援サービスのCMなら比較的興味があり、ストレスなく視聴できるでしょうし、クリック率も高くなります。

DYM転職のCMは、一見するといつもの「飛ばせないCM」にしか見えませんが、実は、れっきとした動画本編の一部なのです。

年収チャンネルの運営会社はDYM転職と直接契約を結び、期間限定で動画の冒頭にCMを入れます。そして契約期間が終わったら、冒頭のCMだけ削ってCMなしの普通の動画として再公開するか、別のCMに差し替えるかするわけです。

三方よしの今後のびる構造

この方法は、世間ではまだ認知度が低いものの、着実に増えつつあります。チャンネルや動画のテーマと相性がいい広告だけをピンポイントで入れられるから、視聴者にとってはストレスが少なく、広告主にとっては高い広告効果が見込めて、チャンネル主としてもYouTube経由での広告収益とはくらべものにならないくらい高額の広告料を稼げるという、三方よしの構造になっているからです。

広告主から支払われる広告料は、チャンネル登録者数や再生回数のボリュームにもよりますが、最低ラインでも月額30万円、高くなると月額200万~300万円というケースもあります。

デメリットを挙げるとすれば、チャンネル主が自力で広告主を探さなければならないことですが、最初は既存クライアントにお試し価格で広告掲載を持ち掛けるなど、法人であればやりようはいくらでもあるはずです。

まとめ

いかがでしたか。

自前CMは自分で広告主を探す手間がありますが、大きなチャンスもあります。

チャンネルの方向性が明確で、登録者数が多ければ、ぜひ選択肢の一つとして、頭の片隅にとどめておいてください。

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当サイトの管理人プロフィール

 ・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)