ビジネスでYouTubeチャンネルを立ち上げる以上、何らかの数値目標を求められるケースは多いでしょう。 「YouTubeチャンネルとやらを始めたら、一体いいくら儲かるのか?」 「具体的な数値目標を示してほしい」 そんなふうに上層部から迫られ、広報担当が苦労するという話はよく聞こえてきます。
本記事では、企業としてYouTubeをやる上での心得や長期的な視線で見ることの大切さを解説していきます。
YouTubeは未来への投資
結論から申し上げると、YouTubeは数年先の未来への投資であって、初年度からじゃんじゃん儲かるものではありません。 半年100本の「整う期間」を終えれば、ポツポツと問い合わせや申込みが入るようなるとはいえ、上層部が期待するような大儲けができるのはま だ先です。
月100万円で制作・運用を外注したら、最初の1年は間違いなくマイナスでしょうし、2年目に黒字転換できるかどうかも微妙なラインです。少なくとも1~2年の間は赤字の可能性もあると思ってください。
1~2年は長いと感じる方もいるかもしれませんが、それは「右肩上がり」のグラフをイメージしているからでしょう。YouTubeが毎年コツコツ業績を積み上げていくスモールビジネス型だとしたら、確かに1~2年も我慢するのは酷に感じます。
YouTubeビジネスはスタートアップ企業と同じ
けれどもYouTubeビジネスの成長曲線は右肩上がりではなく、スタートアップ企業と同じような「Jカーブ型」なのです。
スタートアップ企業は、事業開始後の数年間は赤字が続くものの、その後は急成長して黒字化し、累積損失を一気に回収していきます。最初のころマイナスに触れてしまうのは、商品開発や課題の発見・解決などに投資するからです。
YouTubeビジネスもまったく同じで、最初の1~2年はチャンネルの方向性を固めたり、動画作成のノウハウを蓄積するために投資が必要だから赤字になるけれど、ビジネスが軌道に乗れば赤字などあっという間に回収できてしまいます。
スモールビジネスとは考え方が違う
コツコツ右肩上がりのスモールビジネスとは、考え方が根本的に違うのです。 ですから特に初年度に関しては、100万円投資して200万円売り上げるという計算ではなく、数年後の回収地点に向けて投資をする時期だと考えてください。
この時期は費用対効果を見すぎないことです。 厳しいと感じるかもしれませんが、YouTubeは投資先としてはローリスクです。
継続さえしていれば確実にザイオンス効果が生まれるし、ストックされた動画は自動広告として永遠にまわり続けます。
節税対策として広告を打つ場合でも、一般的な広告は掲載期間が終われば消えてしまいますが、YouTube動画なら集客資産・広告資産として残り、 長きにわたって機能し続けるのです。
まとめ
YouTubeを始める企業が陥りやすいワナはすぐに結果が出ると思ってしまうところです。
YouTubeそういう媒体ではなく、結果を出すには少し時間がかかります。
しかし、戦略的に継続していれば結果がついてきやすいスタートアップに近い媒体で投資先としてはメリットが大きいです。
ぜひその特徴をよく理解した上で長期的視点を持ちながら始めてみてください。
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・ダニエル(YouTubeプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)